まるいボールを指でコロコロ、本をかたむけてコロコロ。
「動くピカチュウ」があちこちに転がる、
0・1・2歳向けの知育絵本です。
絵本を作ったのは乳幼児の研究を行っている
東京大学・開一夫教授(赤ちゃんラボ5.0)。
認識しやすい配色、シンプルで楽しい音や形、
そして、読者のほうを向くピカチュウのお顔。
また、絵本の中にはピカチュウが「かくれる」ふしぎな仕掛けまで。
赤ちゃんの「大好き」がたくさん詰まっています。
開一夫
東京大学大学院 総合文化研究科 広域システム科学系
(兼務)情報学環 教授
開一夫(ひらき かずお):東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系(兼務)情報学環教授。「東京大学赤ちゃんラボ5.0」を運営。絵本『もいもい』『うるしー』『モイモイとキーリー』(すべてディスカヴァー・トゥエンティワン)のほか、「シナぷしゅ」(テレビ東京系列)などTVの監修も行う。主な著書は『赤ちゃんの不思議』(岩波新書)、『ミキティが東大教授に聞いた赤ちゃんのなぜ?』(中央法規出版)。
この絵本では「指」を使って、赤ちゃんが絵本に「働きかける」ことができます。
絵本の基本は、視覚(目で見ること)と聴覚(読んでもらっている音声を聞くこと)の対応関係を構築することです。『ぴかぴか とことこ』ではこれに加えて、自らの「指」を使ってボールを動かすことができます。つまり、視覚・聴覚に加えて、触覚や運動感覚との「対応づけ」を行うことができるのです。
赤ちゃんは複数の感覚を統合することが大好きです。ぜひお母さんやお父さんと一緒に、目で見て、声を聞きながら、ボールを指で動かして楽しんでいただきたいです。